2009年11月29日 (日)

ここの所みた映画

・しんぼる

・沈まぬ太陽

・風が強く吹いている

・イングロリアス・バスターズ

しんぼる以外はお金払った価値あり。
この中で一番好きなのは、「風が~」で、林遣都の味が際立ってます。

「イングロリアス~」はタランティーノ節満開で、「キル・ビル」よりいい仕上がりかなと。
観た後でネットのレビュー観ると、好き嫌いが両極端。
「バイオレンスお笑い芸」だと思ってみている私には、面白かったです。

細かい寸評書く活力は無く、おしまい。

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2009年6月15日 (月)

NHKと映画

(翌日記)

11日に「ハゲタカ」、今日15日は「精神」。
映画を観てきた。

共通項がたまたま「NHK」だったので、それがタイトルになっているが、
それ以外に深い意味は無いです。

ま、せっかくなので、話の「マクラ」を「NHK」に設定して所感なぞ。

=====「ハゲタカ」=====

2007年、NHKにて6回シリーズで放映され、
「イタリア賞」も受賞したTVドラマの映画化…

ま、かつては「TVドラマの映画化」は日本映画が
典型的に「苦笑」モードに突入するパターンだったのですが、
広告収入を軸に展開してきたTV業界の収益構造が変化してきたことも相俟って、
DVD収益までもにらんだ、「カネになる」クオリティのモノが増えて来た中に、
コマーシャリズムとは無縁な「巨象・NHK」が、
乗り込んできた…って、
まさに「ハゲタカ」みたいな構造と、皮肉な話題も出てきそうな状況ではあります。

NHKそのものは利益団体ではないので、
映画の制作主体は関連会社である「NHKエンタープライズ」
NHK職員ディレクターである監督は、一時出向して制作に携わったそうで。

どうでもいい話が続きましたが、
内容は面白かったです。普通に。
グローバル化、新興勢力「中国」との仮想戦。
激変する現実の経済状況にあわせて脚本が大幅に書き換えられた苦悩も
リアリティとして伝わってきました。

「車」のモチーフとしては、先に観た「グラン・トリノ」とも絡みますが、
車を中心にした製造業が世界中で激動していることを
共通項として捉える見方もありかと。
感動の点では、クリント・イーストウッドの圧勝…

無いものねだりをすれば、
TVシリーズの頃は、6話構成だったおかげで、
翌週の展開が待ち遠しくてヤキモキした覚えがありますが、
その手の「引っ張り」が無い分だけ、スリルが減ってしまった。
しょうがない。
そればっかりは。

ついぞ、思い出しました。2007年3月。
ある人の引き合わせが、引き合わせの連鎖を呼んで、
主演した大森南朋さんの、シネマフェスティバル

大森南朋さっぽろシネマフェスティバル

のトークショー撮影スタッフ(ボランティアです)を仰せつかることになり、
成り行きで、大森さんを囲んだスタッフ打ち上げに私も参加しちゃいまして…

酒と料理を囲んで、当時私が大森さんに聞いたこと

私「ハゲタカ、最後どうなるんでしょうね」
大森「はは、たのしみにしてくださーい」(笑顔なし)

これだけ。
この宴席は、ちょうどTVシリーズの第5話が終わって、
最終話の3日前というタイムリーな時期ではあったのですが…

俳優がそんなオイシイことを直前に話すわけが無いだろ
何言ってるの?おれさま…

…他に切り出す話題も無く、会話はそれだけ。

まあ、数週間もかかって、
最後は寝る間も惜しんで大変な準備・苦労をされてきた
私以外ののボランティアスタッフの
慰労を兼ねた(女性が多かったのでね…特に)会であることは
わきまえていたつもりなので、そちらのふれあいを大事にしてもらいたく、
大森さんとは最望遠の席に座って、
おしまいまで、こじんまり佇んでいるつもりだったのが、
気の効きすぎるスタッフの配慮。
こちらは遠慮。

最後の最後に
近くの席に引き合わせられてしまったのだからたまったものではない。

で、口を突いたのがさっきの言葉。
配慮に遠慮がかぶさって、私との時間は最短に留めておきたかった。

交わりあうはずも無い、空虚なやり取りで、
距離感を取ろうとする私の内心が伝わってくれていれば…と、
それだけのコミュニケーション。

刹那、濃密な時間。
ハゲタカの思い出ちらり。

=====「精神」=====

こちらは「タブーに挑戦」…するつもりではなかったけど、
結果的にタブーだということを実感した、と話す
想田和弘監督の「観察映画」第2作。

監督はニューヨークに拠点を置く映像作家だが、
かつてNHKのドキュメンタリー番組の制作経験をお持ちとのこと。

モザイクの一切無いフレームの中で、
忍法「黒子の術」を装いたくても、
被写体の言葉で次々に忍法を破られてしまい、
観察者ではいられなくなる監督の「立ち位置」がどうしても表出してしまう。
ブレかかる「観察」のコンセプト。
面白いと思った。

BGMなし。テロップなし。モザイクなし。
「病棟」とはいえない精神科で、
病名の紹介も無く、モザイクのフィルターもない「ヒト」が写っている。
病巣が、社会というか、観ている自分の中にあるものだと言うことを、
監督の追体験の中から…

見ることができるかもしれないし
見ることができないかもしれない
共感する気持ちが生まれるかもしれないし
批判する気持ちが生まれるかもしれない

緻密な構成を経て、
荒っぽく提示される…そんな気が、私にはした。

各国の映画祭ですでに相当な表彰を受けているようだが、
良くぞ取り組んだと、勝手に賞賛の気持ちが湧いてくる。
多くの人が見るべきと、押し付けがましく、思う。
劇場じゃなくて、いずれ出るであろうDVDでもいいですけどね。

上映劇場は、渋谷、シアター・イメージフォーラム。
入場した回は幸運だった。
上演終了後に、監督が登場しての質疑応答、
いわゆるティーチインがあった。

いきなりの「どうぞ」の監督のうながしに、
聞きたいことが山ほどあるであろう皆さんの
日本人的遠慮の突破口になるべく、
最初に挙手をして、本編エンドロール前の
静止画に込められた示唆に切り込んだ。
「追悼」の文字と、3人の出演者。について。

私「亡くなられたということで…しょうかね」

死因を聞きたい好奇心の本心にはオブラートをかけてしまったが、
十分真意は伝わっており、間をおいて監督は率直に語ってくれた。
3名のうち2名は取材から公開までの期間に、
自ら命を絶たれているとのことだった。
監督もショックを受けていることのひとつだと語ってくれた。

取材が影響したかどうかとか、そういった野暮ったいことは、
彼ら(被写体)の本来持ち合わせている苦悩と
切り分けることができるものではないので、
聞く気もなかったし、監督の意見に意味は無い。
念のため、コレを読んだ方に、その手の予断を挟んで欲しくないと感じている。
少なくとも、上映後の共有した時間という前提でのやり取りである。
事実関係を知ることで「無常」を確認したかっただけである。

話をティーチインに戻すと、
その後、矢継ぎ早に手が挙がり、
質問者は、
・精神医療の関係者
・映画学科の学生(一番多かった)
・現役カメラマン
・精神障害の診断を受けた当事者…
など、多岐にわたり、1時間を超えるやり取りとなった。
そういえば、私は立場を話さずに質問した…礼儀を欠いたかな…まいっか。

クロージングに、監督がこの映画にまつわる自著の紹介と、
印税の半分を精神医療に寄付する旨の説明があり、
帰途レジで立ち止まり、パンフレットと共に著書を手にとって、
ささやかな支持の意志をあらわすことにした。

Sodabook1

劇場の出口で、監督がサインを付け加えてくれた

Sodabook2

表出しない内的精神病態については、私自身にも僅かながら経験があります。
(現在は寛解(治癒)していますが)
その経験から、もう10年ほど前になりますが、
混乱による興奮状態(大声・支離滅裂)の方が、
なんらかの方法による突破で職場に現れた際、
他者を遠ざけて1対1になり、対話し、興奮を鎮め、共感を得て、
最終的に握手でお引取りいただいた…という、対応をしたことがあります。

一連の対応を遠巻きに見ていた上司の皆さんは
(その場にいた人の中で私が一番の若輩だったので)
私のことを「猛獣使い」と言うか、
「神がかり」的な才能だと、滑稽な見方をする人もいました。

たしかに普段接することが無いゆえに緊張状態になりますから、
その緊張の根底にある「偏見」のフィルターが
かかっていることに「健常」とされる人の緊張状態では
なかなか気付けないものです。
これもいわゆる「健常者」の「病理状態」といえるのですが…

相手の状態は「狂っている」と、
想像力を断絶する「社会的モザイク」が、
「未体験の恐怖」になっているだけだと思っているのですが、
それを突破する可能性。
私自身は表現する手段を持たなかったのですが
この映画は見事に示唆してくれています。

よく批判の対象になる「社会」というやつは、政治とかよりも
己の心に潜む「心理」に最も近く、つながっていることを、
図らずも気付かされるので、
見ていて具合が悪くなる人もいるはずですが、
私はむしろ爽快になってしまった。

===帰宅後、購入した監督の著書、一気に読了。

ティーチインの質問のやりとりはほとんど著書に書き込まれていた。
同じような無限のやり取りを監督は繰り返すことになるだろうが、
その交流の持つ意味は大きいように思う。
受けて側にとって。
謙虚に振舞う監督にはお疲れさまといいたい。

私の質問はかなりイジワルだったのか、
批判の矛先になるとの配慮からなのか、
著書の中では触れていない。

鬼の首を取ったつもりは無いが、
回答前の一瞬見えた逡巡。

監督の次回作を期待したくなる。
黒子に徹しようとするあまりかえって際立ってしまう
想田和弘というヒト、その一面に好感を持ったから。

私の中に、悪意が見つかったから。

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2009年6月 4日 (木)

洋画2本

昨日と今日。映画2本。

videonews.com の「5金スペシャル」で、
ピックアップされていた洋画を観賞。

=====

その1
「ブッシュ」 (米題:「W.」)

そっくりさんを揃えて、父親コンプレックスの末期を描いた、
現実そのまんま…。

序盤で10分居眠り。そこそこ面白かったけど。

=====

その2
「グラン・トリノ」

クリント・イーストウッド 主演・監督作品。
差別・戦争・銃社会・家族・世代・人種・隣人…
モチーフはフォードの名車「GRAN TORINO」
「硫黄島二部作」もすごかったですが、
それにも増して、
あらゆることを考えさせられる傑作でした。

ネタバレ避けたいので中身ノータッチにしますが、
終盤は涙が止まりませんでした。

観賞後のトイレ、鏡の向こうの目が赤い・・・。

公開期間がもう終わります。
まだの方はぜひ。

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2008年9月19日 (金)

また映画

月曜から水曜日まで、
当初は3連休の予定でしたが、結局1日だけの休みになってしまい、
スキマに映画館。行って来た。

「おくりびと」

音楽家の挫折から「納棺師」転身する巡りあわせの妙を
表情・所作でたっぷり見せる本木雅弘。

他の映画観ていた時の「予告編」から
十分期待できる雰囲気を醸し出していたが、
期待を全く裏切らない、いや、それ以上の仕上がりでした。

妻の役を演じた広末涼子、
師匠役の山崎努もそうですけど、
アップに堪える表情で、存分に見せてくれます。
銀幕向きですね。みなさん。顔が。
あたりまえだけど。

脇役の杉本哲太。太いな。柄が。

すすり泣く音が全方位から響く客席でしたが、
包まれる感覚、悲しみとはちょっと違う。

いい作品です。

===

モントリオール世界映画祭 グランプリ だそうで、
素晴らしいけど、上映前に字幕スーパーで誇示しなくても…
十分わかるって。みれば。

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2008年9月14日 (日)

ここ、ふた月くらいで観た映画

羅列。順に。

①崖の上のポニョ
②カンフーパンダ
③ひゃくはち
④ハンコック
⑤デトロイトメタルシティ
⑥ラストゲーム~最後の早慶戦~

徹夜勤務明けで見て、睡眠時間が含まれているものもありますが…

所感。

===

①崖の上のポニョ
ジブリ前作「ゲド戦記」よりは遥かによかったです。
公開前、NHKで宮崎駿のドキュメンタリーをやってましたが、
それを録画したまま、観ないで映画に行きました。
やけに老婆の描き方が丁寧だと感激して、
特に「優しい方」のおばあちゃんが気に入って帰ってきたのですが、
録画したドキュメンタリー番組を後で見ると、
母の姿の投影に「意地悪な方の」おばあちゃんが…と云うことを知りました。
対比ということなのでしょうが、微妙な送り手とのズレに唸った一作。
骨格は相当大人向きというか、子供がいま見たときと、
大人になったときに再度観た未来では、印象が違うんだろうな…と思うような
難解というか「物言わぬ説教くささ」が印象的でした。

映像はなんとも…言うまでも無いですが美しかったですね。

===

②カンフーパンダ
竹を割ったような勧善懲悪なのですが、ヒーローが「ドジでグズ」。
CGでここまで巧妙な表情を描き出せたら、
人間のキャストを扱う監督の方が心労が堪えないんじゃないかと。
まあ、よくできてます。
「メタボ」と、おなか周りが気になる時勢に便乗したかのようなキャラクター設定と
オリンピックで注目を浴びるであろう中国の珍獣という
コンセプト選定が、いやはや。あざといです。
まんまと巻きこまれました。

===

③ひゃくはち
高校野球の強豪高。控え選手の物語。
途中から剛球…いや号泣。
瞼からついにこぼれ落ちた大波が三度は来ました。
こういうのには滅法弱いです。
傑作です。
DVDでもいいから、男の子だったら必ず見なさい。
これほど泣いた映画は久しぶり。
映画館を出る前に頬を伝った涙の跡を消すために、
トイレに入って顔を洗った。

この映画、知ることになったのは「週間ベースボール」誌上のコラム。
しかししばらく忘れてたんですけど、
行きつけの小さな居酒屋の壁にこの映画のポスターが貼ってあって、
「コレ見に行こうと思ってたんですよ」とマスターに話したら、
「今、2階にこの映画のプロデューサーがいるよ」と言われて、
直接映画のプロデューサーから前売り券を買った。
不思議なめぐり合わせです。
とても謙虚な印象のプロデューサー。
いつか再会したら…泣いてお礼を言いたい。

さっき、原作の本まで買ってしまった。

===

④ハンコック
ハリウッドならではの特撮を十二分に駆使したアクションコメディ(?)大作。
スッキリしますね。
後には何も残らないけど。
(ちなみに、この映画で居眠りしたわけじゃないですよ。ほほほ)

===

⑤デトロイトメタルシティ
ヘナヘナ男とハードコアメタルバンドのリーダーという
二重人格さながらのギャップを
見事に松山ケンイチが演じているのと、
ヒロインの加藤ローサがカワイイな…と
タレントに目移りするけど…物語も面白い。
原作はまだ見てませんけど、知人によると
もっとイケテルと。
いずれコミックスをイッキ読みします。

===

⑥ラストゲーム~最後の早慶戦~
最後の最後で泣かせてくれる、
実話を基にした戦中秘話ですが、
泣かせどころは役者の表情頼みの…まあ、
実話なので演出に口出していけないんでしょうけど。

ヒロイン原田佳奈。
学徒出陣を控えた学生の不安定なココロを鷲掴みにする、
モテモテの合宿所給仕係…って、そりゃ惚れるわ。
ハラカナの容姿だったら。

===

結局見た目かよ。

おれさま。

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2008年2月 6日 (水)

母べえ

映画、休みだったので観てきた。

残る仕事もあったので職場に行こうかとも考えたが、
気分がかなり憂鬱だったので、やめた。

予備知識なしで行ってきましたが、
山田洋次
…すげえなぁ。
ネタバレよくないので、内容は封印。

=====

帰りにバッティングセンター。

120kmの打席に2回
125kmの打席に1回
95~125kmランダムの打席に1回

久しぶりの打席で緩急のある投球に対する
重心の運び方を会得したが、
店を出る階段でヒザが哂(わら)っているのに気付く。

=====

草野球に頭数合わせで呼ばれて、昨年は
札幌で1試合
東京で1試合
出場した。

観戦はするけど、プレーヤーの経験はナシ。の私。
試合のときはハムのレプリカユニホームにジャージ。

守備位置はいずれもセンター
球来ないで!…と、祈るのが仕事

1試合目は
エンタイトル2ベース2本(ワンバウンドで柵越え)に
3塁打1本の、打率10割

2試合目は
エラー出塁に
内野安打1本に
内野ゴロ1本。
「見てくれ」だけで4番に抜擢されたのだが、
試合後の食事会、いい話のネタになった。
「外野、みんな後退したもんな!わはは!」
「ド素人とも知らずに!」

まあ、本心ちょっと悔しかったが…睡眠時間3時間だったし。
いいわけ。

私は2つの理由で
草野球に行った時、
キャッチボールや準備体操をほとんどしない。

1つ目の理由
ノーコンなので、キャッチボール相手に迷惑をかけたくない

2つ目の理由
試合に体力(特に集中力と瞬発力)を温存したい

2つ目は特に重要。
日々、体を鍛えることが無いので
「体を温める」などとアスリートまがいのことをすると、
疲労から来る負傷がついてまわるのがオチ。
ケガする大人見てください。
大体中盤以降です。
体が温まってなくてケガするとしたら、
普通序盤に負傷するはずです。
アスリートと一般人の運動論は
一致していない…と思うのだ。

哂うヒザ。

当日試合前、必要以上に
調子に乗らないようにするために、
また試合に呼ばれたら、
いつものように
必ず前日は
バッティングセンターに来よう。
不安を打ち消しておけば
試合前、何もしていなくても焦らない

=====

母べえ。

何か奥底に流れる信念というか、
頑固さが心地よく

共感した。

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2006年3月29日 (水)

本物志向?

カテゴリーは「映画・テレビ」ですが、野球の話。

今日は休みでした。
表題とは程遠い設定で見せる、
青春スポ根ギャグ映画「逆境ナイン」を
DVDで借りてきました。

職場の先輩があまりにも、何回も、呪文のように
「逆境ナイン、逆境…」と唱えるので、
洗脳されてしまってしまったというわけです。

感想。

ありえねー!

おもしれー!

…いや、もう、まじでありえないっす。
8回終了時点で、112対0で負けてて、
なぜに試合が続いているんでしょう。
確かに高校野球の地方大会決勝戦では
コールドゲームが成立しないので、ここだけは本物ですが…
その後すぐに、ありえない設定が波状攻撃でやってくる。

あまりにもマジ過ぎる出演者の皆さん。
撮影中によく笑いませんでした。
もちろん笑ってしまったらNGカットになるわけですが…

原作は漫画だそうですがまだ見ていません。
読み終わったら貸してくださいよ、ミズさん。
つくりは「少林サッカー」をまんま野球にした感じですね。

ただ、ヒロインはこっちの方が可愛いです。
堀北真希さん、ひよこみたいですよね。
こういうマネージャーがいたら私も勘違いして惚れてしまいそうです。
…というか、きっと不純な動機で野球部員になりますね。
「3丁目の夕日」での好演も光ってました。
その透明感と素朴な雰囲気を今後も大事にして欲しいです。

さて、主演の玉山鉄二。
大マジで「突破者」というか、完全にキレかかっている「独走人生」を
熱く演じていて、ホントにイカレてるのかと錯覚してしまいますが、
思い起こせば呑み仲間が出演・演奏しているからと
スクリーンで観てきた「天国の本屋~恋火(竹内結子共演)」では、
普通にスマートで「カッコいいオトコ」だったので
単に演技がうまいんでしょう。
はっきり言って、2枚目より、この映画の方がハマってマス。
インパクト最大です。
ヨゴレのできる本格派…というか、
石原プロモーション系でもいけるんじゃないですか?
ワイルドでスマートマッチョですし。

閑話休題。
驚かされた本物志向。
テレビ中継のシーン。

Sbo_zenryoku_1

右下のSBO(カウント表示のスーパー)画像が、
地方大会中継をしているNHKのデザインと一緒だ。

やられた。

==========

今日の日本ハム。負けました。
ロッテ渡辺俊介のサブマリン投法になす術もありませんでした。
しかし、満塁2回を残塁とするなど、逆境での好投は光りました。
注目の左腕陣がことごとく失点しましたが、
大崩を防ぐ内容もそこそこ評価できて、
あまり悪い内容だとは思えませんでした。

さて本物志向。「SBO」つながりで注目点が。

Sbo_lotte

ロッテ主催試合なのですが、
デザインがホームユニホーム「誠」と同じです。
昨年の「J-SPORTS」は各球団全試合共通デザインでした。

各種データーもこの通り。

Pitch

日本ハム主催試合は「GAORA」が放送権を持っているので、
同様の効果は期待できませんが、
放送は地上波でしか見れなかったのでまだデザインは知らないんです。
なかなかいいんじゃないでしょうか。こういう趣向は。

変わって、昨日も話題にした「ファンサービス」。
今日の5回裏は昨年8月にデビューした
ダーティーキャラクター「COOL」がビジターチーム側に登場。
バク転したりと、公式ホームキャラの「マーくん」よりも動きが激しい。
仙台フルキャストスタジアムでも「カラスコ」というヒールが
バイク乗り回したり、派手なパフォーマンスをしたりと
ビジター客相手に大活躍していますが、
昨年ひとっ飛びして行ってきましたが、ファンになりそう。
アトラクション楽しむなら、ビジター側のほうがお勧めなくらいです。


それよりもすごいと思ったのは、

Cool

相手チームのビジターユニホームをちゃーんと着ちゃっています。
ジャイアンツの広報の皆さん。必見ですよ。

ロッテを応援しようと旧本拠地の川崎球場を訪ねたが千葉移転を知り、
しかも公式キャラが既に存在していることを見て、失意のうちに
自分の居所を相手チームの応援に見つけた…という設定の
イワトビペンギンのCOOL。設定どおりの本物志向です。
クールミントガムの包装に描かれているシルエットはイワトビペンギン。
ロッテ本社側のしたたかな意向も見え隠れする見事な戦略です。

ロッテの次なる手はいかに。

今日は打線がつながらなかったハム。しかし小笠原と森本の好調が救いです→banner_02

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2006年2月13日 (月)

リアルとフィクション

今日はお休みでした。
昨夜のレースとスノーボードをリプレーまで見てしまった。
こうなったら、誰にも気兼ねせずに、
思いっきり寝坊するのが一番です。

昼近くに目が覚め、近所のスープカレー屋で腹ごしらえ。
そのまま映画館で、メンズーデーの特権を使うのです。
フォーカスはやはり「オリンピック」でしょう!
まずは政治から。

「ミュンヘン」
多作なスピルバーグ。
史実から起こした事件の内面、
テロリスト(特殊機関?)の心情を絡ませつつ見事に描いた。
たまにこういうネタやりますが、強いですよね。
シンドラーはじめこういうの。
きっと…女性受けしない方向性なのは間違いありませんが、
おそらく賞取りできますね。
オリンピックの虐殺をテーマに扱ったタイムリーさもあってか、
平日の昼間だというのに客がずいぶん入っていてびっくりしました。
時間は長い(およそ3時間)ですが、それを感じさせない展開。マル。

それ以上にホメたいところ、字幕。
白文字が見えなくならない位置で映像とのバランスがよかった。
結構こういうのが無視される映画もあるのでこれは見習って欲しい。
これが厳しいと長丁場のこの映画、
疲れて集中力が持たなかったかも。逆説。

=====


一路トレーニングジムで汗を流す。
昼頃からちらつき始めた雪は、
この頃、夕刻には粒の細かい水滴へと変わってきた。
握るハンドル、右前方にゴリゴリと音が鳴っているような違和感。
走行に支障はないのだが…。
また映画館へ。

駐車場。降りて前輪に目をやると…!!!
タイヤホイールを留めるボルトが5本のうち2本も抜けて、
なくなってしまっている。残る3本も緩んでいる。
仕組んだのは、モサド?CIA?KGB? …映画の観すぎだ。

ボルトを組み替え、
支障が最低限になるよう対角に組みなおして増し締め。
いつもタイヤ交換は自分でしているので…(泣)。
まあ、年末に高速道路を走ったときには、
タイヤが一輪外れて腹をこすり、コースアウトした
情けない事故車を見てしまったので、
それにならなかっただけでもマシといえるかも。

=====


さあ、気を取り直して2本目。
14日(金)まで短期公開の話題?作。
「スキージャンプ・ペア」
いやーバカですなー。最高!
異論ある人もいるでしょうけど、往年の
「カノッサの屈辱※1」をチラと思い出してしまいました。
※1 '90.4~'91.3の1年間放映されたフジテレビの深夜番組。
  仲谷昇を歴史学者に仕立て上げ、クソ真面目に近代消費文化を
  史実と勝手にダブらせて断定的に押し切ってしまう、
  まあ、何というか、ブラックなシャレのわからない人は怒ってしまいそうな
  歴史パロディ。内村光良が自分の番組でそれをさらにパロっており、
  私もそれに吊られて見たのだが、マニアックな人にはたまらない
  ユーモアがちりばめられた名作…と勝手に思っています。

しかし、こいつは劇場の料金で見るものでは決してありません。
エンドロールには「HD編集」とあるのに、ワイド画面じゃありません。
ハナからTV向きで、映画を意識してない。
主力はあくまでDVDで売る…魂胆がミエミエです(笑)。
これから行く人は、必ず割引料金で見るようにしましょう。
そうすればそこそこ満足できるはずです。

ちなみにロケ地となった、
大倉山スキージャンプ場に併設されている
ウインタースポーツミュージアムには、
日の丸飛行隊をはじめ、
リアルに活躍した歴戦の勇者の肖像とともに、
映画で使われた「ペア用スキー」もきちんとコーナーが作られて
展示されていたりします。
フィクションが堂々とスペースを取ってて、しかも入り口すぐにある。
結構笑いました。映画以上に必見です。
きっと展示は映画公開期間限定です…急げ!

何が現実で何が幻か…夢との交錯がまたオリンピックの醍醐味…→banner_02

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2006年1月19日 (木)

THE有頂天ホテル

仕事終わって直行。
今日訪れた映画館、水曜日はメンズデー。1000円。
もうひとつの映画館は月曜がメンズデー。
レディースデーは両館木曜。
札幌の街、映画観るオトコには都合がいい。

そんな有頂天な気持ちで向かったわけではなく、
夜遅くてもやはり客が多いので、むしろそわそわ。周囲が気になる。

まずは詫びます。途中20分ほど「こっくり」してました。
もちろんつまんなかった訳じゃなく、肉体的に。

それにしても三谷幸喜は、大勢の主役級の俳優を
キン消し(キン肉マンの消しゴム)か何かのように
いろんなキャラをコレクションして、箱庭で遊ばせるのが
ホントに好きなんですね…

こんなことを言わせてみたい。
こんな姿をさせてみたい。
こんなドジを踏ませてみたい。

…客より自分が楽しむことが第一なんでしょう。うらやましい。

そう、客に対しては出演者全員に三枚目を(オーバーに)表現する
チャンスが平等に当たっている。

それに

言ってみれば、全員が脇役。

群像劇なんてモンじゃありませんね。

ホント。キン消し。

すごい残念だった。
寝てしまったことではなくて、周りが気になって、
笑いたくても思い切り笑えない…というより、
噴出しそうな笑いなので、どうしてもこらえなくてはならない。

DVDが出たら借りないといけませんね。
気兼ねせずに笑うために。

ふぅ……空白の20分を埋める口実ができて
せいせいした。

昨日とは違う役所広司が「帰りを待っている」と言ってます→banner_02

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2006年1月18日 (水)

SAYURI

映画館のレイトショー。
(ネタバレ少々あり)

劇場公開中に見に行こうと思いつつ
延び延びになってたけどようやく。字幕版でしたけど。

どっかの噂ですけど
「アメリカで先行上映して”成功した”の看板引っさげて、
 日本公開することで大ヒットを狙う戦略」が、
「アメリカ俳優の出演がなくキャスティングに目玉が無いから
 ハリウッドでは大コケするかも」という
弱気な観測が広まった挙句「日米同時公開」が決まった…なんて、
戦前の負け戦みたいな話をしてた。

まあ、そんなもんよね。…と思いつつ、
ハリウッドが「芸者」をどう描くか興味がありました。
まさか女衒周辺一辺倒にはしないでしょう(笑)
…なんて冷やかしもちょっとあった。

遡って、ラストサムライ。
ストーリーがハッピーエンドになってしまう
日本人には向かない仕立てでしたけど、
立ち込める霧から甲冑の武人が現れるときの
ゾクゾクするような映像表現はスゲーと思った。

SAYURIにも、まずは
映像美に期待してお金を払おう…ということで。
事前にあらすじとかは全然チェックしてません。

結果。お金払ってよかったっす。
ストーリーはハナから期待してないからいいんです。
いや、描き方のプロセスはすごくいいし、所作の取り上げ方も好きです。
でもやっぱりハッピーエンドだった(苦笑)。

では、その描かれた魅力の一片を「役者軸」から。
(経歴などの引用は観劇後に公式サイトより)

チャン・ツィーイー(SAYURI)
「初恋のきた道」の輝きが戻ってきたような気がして、
カワイイー…とか(ミーハー)。
ずっと思って眺めてました。
魅力を引き出すのも、やっぱ脚本次第なんですね…
戸惑いから屈託のない笑顔に移り変わる表情なんか最高ですもん。
恥じらい…とか、そういった純朴な田舎少女の佇まい以外は
もしかしたら似合わないのかもしれません。
「HERO」はまだしも
「LOVERS」なんて出演しなければ良かったのに…とマジで思います。
(半分以上グースカ寝てました)

大後寿々花(SAYURI:子役)
どっかで見たことが…と思ったら、
「北の零年」で吉永小百合が筋トレして臨んだという
雪原おんぶシーンで背負われていたその子だったのですね。
透明感というか、素直に可愛らしさを感じさせる雰囲気、これ
「渡辺謙が光源氏になろうとする気持ちもわかる」
劇中だけでなく実際、渡辺謙の強烈なプッシュで出演が決まったそうですし、
すでに役柄と同じ境遇でスターダムにのし上がっていく
…なんてこともあるかもしれません。
蒼く澄んだ瞳はカラーコンタクトか合成かわかりませんが、
吸い込まれそうないい色でした。

桃井かおり
文句なし。若ければ間違いなく現役芸者の役できますよね。
このひとなら。
若かれし頃、とある芸能プロの社長さんに
「あんた好かれるよ。桃井紹介しようか?」と
言われたことありますけど…とってもそんな器量はありませんって…。
びびりました。関係ないですけど。もちろんお会いしてません。
(仕事とはいえ、器用すぎる接待をしてしまうと勘違いされることもありますが…
 …いつかかぶってるネコが剥がれますからね)

渡辺謙
銀幕眺めてて、この人得だよなー。…と嫉妬する理由。
下心が嫌味にならない
どんなことがあっても、眉間に少ししわを寄せて、憂いをもたげると
許されてしまいます。なんでも。きっと。
実生活では大変だったようですが…関係ないっすね。
今回の役でもちょいカッコよすぎます。
小賢しい不器用さも含めて。
(結局成功しちゃうところが小賢しい)
「鍵師」のドラマ大好きでした。いまさら。
だって…今回も「人の心の鍵」を見事に開けて見せたでしょ?

役所広司
「うなぎ」のあたりから気になる人になったのですが、
この人ほど演じきる割りに役のイメージが
後々までこびりつかない人もいませんよね。
かつてCMで所ジョージが一度に10数本同時出演してた
…みたいなことが平気でできちゃう。そんな印象が。
(マツダ車ファミリアとどっかの車メーカーをほとんど同じ時期に
 TVCMやってたときはさすがに度肝抜かれましたが…昔話。)

役。当たり前かもしれませんが、何というか、しっかりはまってました。
もどかしさとか。
いろんなものに翻弄されて勘違いしてしまう実直さとか。
…なぜだかこういう役柄には同情してしまう。

工藤夕貴
役はペラペラ英語で喋るイメージそのまま。
本人の演技もいいのはもちろんなのですが、
完全にここはキャスティングの成功だ…って感じました。
ハマり過ぎです。
ちょうど昨日17日で35歳になったようですが、
15歳の役までこなせてしまえる程のその童顔は
時に芸者として、運命の巡り合わせがあった…のだとしても
大成する資質がありとか、勝手に思いました。
そういえばチャン・ツィーイーもある種童顔ですね。

ミシェル・ヨー
日本女性を差し置いて、
このアクション女優が出てくるとは、ツユも思わなかったですけど、
見て納得。
またまた関係ないですけど、
倍賞美津子に似てますよね。顔の骨格が。

ロブ・マーシャル(監督)
「CHICAGO(シカゴ)」以降2作目だというのも、
観劇後に知ったのですが世界観がいいなーと思いました。
この監督と聞いて納得したのは音の扱いが見事だということ。
いや、音楽作ること自体は他の人がやってるんですけど、
そういうシーン立てだというのがよく伝わる。
着物に墨を塗るシーンがなんてことない映像なのに、
アレだけスリリングに引き込んでくれる。
こういうつくりは制作期間の問題もあってか、
日本では今のところまず真似できません。きっと。
ケン・イシイが音楽担当した織田裕二の「ホワイトアウト」なんて
彼が刻むビートのグルーブがどれだけ映像とリンクしているか楽しみだったのに
メインテーマが流れる小クライマックスのシーンは
編集後の映像に足しただけのという、素人以下のどうにもならないつくりで閉口。
あとで作曲できないんだから音ベースで編集しろよ…なんて、素人が暴言。





結論が出ました。

男はやっぱりスケベです。オンナが本気出したらイチコロです。

根拠のない、確信。

ビジネスとはわかっていても、
この前キャバクラにいったときメロメロにされてしまいました…。
オトコって………。

遠い将来、映画化されて、
役所広司がメロメロになったり…は、さすがにしないですよね。
たぶん。

「魔女っ子メグ」の曲がぴったりです→banner_02 

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